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第9回神戸マラソンで一斉にスタートするランナー=2019年11月
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第9回神戸マラソンで一斉にスタートするランナー=2019年11月
兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県が2023年度から神戸マラソンの主催を取りやめる方針を示していた問題で、県と神戸市などの関係者で検討委員会を設置し、今後の開催方法を協議する方向で調整していることが31日分かった。23年度の大会までは例年通り開催し、24年度以降の開催方法ついて合意形成を図る見通しだという。

 神戸マラソンは11年から県と同市などが主催し、2万人の定員に対して約8万人が応募するなど人気を集めている。しかし、県は昨年12月に公表した行財政運営方針の見直し案に、23年度から神戸マラソンの主催を取りやめ、協賛者として支援する方針を盛り込んでいた。

 今後について県と同市が協議した結果、これまで両者の協調関係で開催してきた経緯を踏まえ、検討委員会で関係者の合意形成を図りながら、見直しの検討を進めていくことになったという。

 委員会設置は今年11月20日に開催する第10回大会後になる予定。新型コロナウイルスと共存する大会運営のあり方について検証しながら、ランナーがより参加しやすく、県民・市民の参画と協働で推進できる大会を目指すという。23年12月ごろには提言を取りまとめる予定。こうした方針は、今年6月に予定する神戸マラソン実行委員会総会で報告する見込み。

(古根川淳也)

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