兵庫県内に家屋や農業施設の被害をもたらした台風11号に続き、日本の南海上で台風12号が発生した。今秋は異常気象のラニーニャ現象により、フィリピン近海などで海面水温が高く、「台風の卵」が生まれやすい状態が続いているといい、今後、次々と発生する恐れもある。9月は日本への上陸・接近が最多となるシーズン。専門家は早めの備えを呼びかける。(上田勇紀)
■日本への接近数
気象庁によると、今年8月末までの台風発生数は11個。2012~21年の8月末までの平均14・1個より少ない。一方、本土(本州、北海道、四国、九州)への接近数は4個で、過去10年の平均3・6個を上回る。
日本気象協会関西支社の気象予報士、北井菊恵さんは「ラニーニャ現象の影響で、インド南からフィリピン東で海面水温が高く、台風の卵となる積乱雲が発達しやすい状態になっている」と指摘。台風に発達するとは限らないが、「今後も発生や接近が続く可能性がある」と話す。
9月は太平洋高気圧の弱まりや偏西風が影響し、台風が日本に近づきやすい傾向にある。
平年値(1991~2020年)では、台風の年間発生数は25・1個。そのうち9月が5個を占め、8月の5・7個に次いで多い。
■上陸数と比較
注目は上陸数と接近数だ。上陸数は、年間3個のうち9月が1個を占め、8月(0・9個)や10月(0・3個)を上回る。本土への接近数も年間5・8個のうち9月が1・9個で、8月(1・6個)や10月(0・9個)と比べて多い。近畿地方でも年間3・4個のうち、9月は1・1個と最多。国内全体で見ても、8月と並んでピークを迎える。
北井さんは「台風が近づく前から、大雨など間接的な影響が出てくる場合がある。スマートフォンで雨雲レーダーを確認し、前もって風で飛びやすい物を片付けたり、ハザードマップを確認したりして対策してほしい」と訴える。
神戸地方気象台の楠田和博・防災気象官も「早めの備えが重要。気象台や自治体からの情報に注意してほしい」と話す。
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