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神戸製鋼-パナソニック 前半、突破を図る神戸製鋼フィフティーン=ユニバー記念競技場(撮影・秋山亮太)
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神戸製鋼-パナソニック 前半、突破を図る神戸製鋼フィフティーン=ユニバー記念競技場(撮影・秋山亮太)

 ラグビー・トップリーグ(TL)第1ステージ第6節最終日の4日、ホワイト・カンファレンスの神戸製鋼は本拠地のユニバー記念競技場(神戸市須磨区)で、同カンファレンスの1位通過を懸け、パナソニックと対戦した。今後のプレーオフを占う全勝対決は13-13で痛み分けに終わった。

 神鋼は2003年の勝利を最後に、対パナソニックは公式戦15連敗。試合前から雨脚が強くなる中、場内の大型ビジョンに過去の敗戦シーンを流し、雪辱を誓った。

 前半はPGでの得点の取り合いになった。神鋼は前半6分、SOパーカーのPGで先制し、2本のPGを返されたが、同29分、再びパーカーが決めて6-6。同点のまま後半に突入した。

 神鋼は後半3分、ゴール前ラインアウトから攻撃を展開し、パーカーのキックパスを受けたWTB井関が勝ち越しトライ。パーカーのゴールキックも決まって13-6とした。同12分に追い付かれた後は両チームの攻防が続き、終盤に途中出場のSOクルーデンが敵陣に入ったところからPGを狙ったが外れ、互いに得点を奪えないままドロー決着となった。

 この試合で、神鋼のフランカー橋本大がリーグ戦通算100試合出場を達成した。

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