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木竜皇(手前)を寄り倒し、三段目優勝を決めた神崎(撮影・神子素慎一)
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木竜皇(手前)を寄り倒し、三段目優勝を決めた神崎(撮影・神子素慎一)
木竜皇(右)を寄り倒し、三段目優勝を決めた神崎(撮影・神子素慎一)
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木竜皇(右)を寄り倒し、三段目優勝を決めた神崎(撮影・神子素慎一)

 大相撲春場所13日目の25日、幕下は日大出身で三段目100枚目格付け出しの初土俵から3場所目の金峰山(カザフスタン出身、木瀬部屋)が元十両の千代の海(高知県出身、九重部屋)との全勝同士の一番を制し、7戦全勝で優勝した。

 三段目は近大出身で100枚目格付け出しの神崎(兵庫県姫路市出身、武隈部屋)が7戦全勝で制し、デビュー場所を飾った。

 序二段は中島(大分県出身、武蔵川部屋)と虎徹(三重県出身、大嶽部屋)、序ノ口はともに埼玉栄高出身で佐渡ケ嶽部屋の琴手計(千葉県出身)と琴挙龍(モンゴル出身)が7戦全勝で並び、いずれも千秋楽の27日に優勝決定戦を行う。

■近大で先輩の阪神・佐藤輝と深い親交、「僕も頑張りたい」

 三段目100枚目格付け出しの神崎(姫路市出身)が木竜皇との全勝対決を制し、初土俵のご当所で優勝を飾った。

 立ち合いで中に入られ、上体が起きる苦しい体勢に。まわしも取れずにいたが、「攻め時と思った時に出た」と、最後は相手に体を預けて寄り倒した。

 昨年の全日本選手権準優勝の実績を引っさげ、近大から元大関豪栄道が興した武隈部屋に入門した。優勝を懸けた一番に緊張したというが、「思いっ切り自分の相撲を取れ」という親方の助言を最後の攻めに生かした。

 近大の1学年先輩でプロ野球阪神の佐藤輝明(兵庫県西宮市出身)とは親交が深い。「(自身の優勝日に)シーズンが始まるので頑張ってもらって。僕も頑張りたい」。プロ生活を最高の形でスタートし、互いに高め合っていくことを誓った。(有島弘記)

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