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パワーハラスメント問題などについて見解を述べるヴィッセル神戸の三木谷浩史会長(左)と永井秀樹SD=神戸市兵庫区、ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)
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パワーハラスメント問題などについて見解を述べるヴィッセル神戸の三木谷浩史会長(左)と永井秀樹SD=神戸市兵庫区、ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)

 サッカーJ1ヴィッセル神戸の三木谷浩史会長と永井秀樹スポーツダイレクター(SD)が2日、京都サンガとの試合前に、ノエビアスタジアム神戸で報道陣の取材に応じた。J2東京ヴェルディ時代のパワーハラスメント行為で公認S級コーチライセンス停止処分を受けている永井SDは「全ては自分の未熟さが招いたことと真摯(しんし)に受け止めている」と反省の弁を述べた。

 また、試合前に神戸サポーター約30人とのミーティングを行い、永井SDが謝罪したことと、三木谷会長から起用についての説明を行ったことを明かした。

 取材に対し、三木谷会長は「永井さんとは20年来の付き合いで、ユース(監督)時代に練習にも見にいった。愛情がある中で行き過ぎた言葉があったんだろう」とパワハラ行為についてコメント。サポーターから「時期尚早」「処分期間中は就任を凍結すべきでは」などと批判の声も上がる中、永井SDから辞退の申し出もあったというが、三木谷会長は慰留した。

 三木谷会長は「体面を保つためにもしっかりと更生プログラムを行いながらやってほしい。反省も含めて永井さんを信頼している。ライセンスの1年間停止は非常に重い処分だと思う」と理解を求めた。

 永井SDは「正直自分がやっていいのかは本当に悩んだが、教え子たちも背中を押してくれた。過去と他人は変えるのは難しいが、自分自身と未来は変えていけると信じている。ヴィッセルのために、できることを一つずつ全力を尽くしてやっていきたい」などと話した。(山本哲志)

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