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「五輪でのメダル獲得が目標」と話す西岡瞳=三田学園高
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「五輪でのメダル獲得が目標」と話す西岡瞳=三田学園高

 フェンシングのアジアジュニア・カデ選手権のジュニア女子エペ団体で、三田学園高(兵庫県三田市)2年の西岡瞳が銅メダルを獲得した。五輪のメダルを夢見る17歳は「海外にできた仲間や友達とまた会うことを楽しみに、ステップアップしたい」と瞳を輝かせる。(長江優咲)

 西岡は競技を始めた小林聖心女子学院小時代から頭角を現し、世界大会を経験してきた。同中を経て「自宅から近い学校で文武両道を目指したい」と三田学園高へ進むと、生徒会活動に励む傍ら、競技では昨年4~6月にシニア世代の海外遠征に帯同。エジプトやポーランドなどを巡る中で試合出場も果たし、「レベルの高い選手を相手に強くなるための経験を積めた」と自信を深めた。

 今月2~9日にウズベキスタンで行われた同選手権では、身長162センチの西岡の「剣が届かない」ほどの長身選手らを相手に奮闘した。韓国との3位決定戦では、相手の足先を狙う「足突き」や、走り跳ぶように腕を伸ばして懐に入る「フレッシュ」で得点。日本のメダル獲得に貢献し、「慎重になりすぎることなく自分の動きができた」とうなずく。

 4月1日からはブルガリアで世界ジュニア選手権に挑む。「(アジアとは)違う色のメダルを」と一層の飛躍を誓っている。

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