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 Jリーグ「ヴィッセル神戸」の本拠地、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)の芝の生育不良問題で、神戸市は8日、2016年に芝を全面張り替えする、と正式に発表した。6~10月に2回、計2億円をかけて実施する。

 今季はヴィッセルのホーム戦がユニバー記念競技場(同市須磨区)に変更されるなど問題が深刻化していた。

 同スタジアムは、開閉式屋根を備える構造から、日当たりや風通しが悪く、芝の育成環境は厳しい。市は日照不足に強い冬芝を導入、送風機も設置したほか、定期的な部分張り替えで対応していたが、今季は夏場の状態が特に悪く、クラブ側と協議していた。

 市は、19年のラグビーワールドカップ開催も見据え、10年ぶりの全面張り替えを決定。来年6~7月ごろに乾燥への耐性が高い夏芝に、同9~10月ごろに冬芝に張り替えるという。17年以降の整備については、芝の状態を見極めて判断する。

 事業費は、9月市議会に提出する補正予算案に盛り込む。久元喜造市長は「ヴィッセルが良好なコンディションで試合をするのは市民の願い。そのための環境を提供することが市の責任と考えた」と話した。

 市はまた、ヴィッセルの10月以降のホーム戦は予定通り、同スタジアムで行う、と発表した。

(小川 晶、伊藤大介)

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