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コーヒーとジェラート販売のスペースが併設された財布専門店「マチック」=豊岡市中央町
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コーヒーとジェラート販売のスペースが併設された財布専門店「マチック」=豊岡市中央町
金箔を施したヘビ革を内側に使用した財布を手にするオーナーの土生田直樹さん=豊岡市中央町
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金箔を施したヘビ革を内側に使用した財布を手にするオーナーの土生田直樹さん=豊岡市中央町

 兵庫県豊岡市中央町のカバンストリート(宵田商店街)近くに26日、カフェ併設の財布専門店「マチック」が本格オープンする。かばん専門店「オルター・エゴ」のオーナー、土生田直樹さん(43)の新店舗で、さまざまな素材の財布に加え、近隣のコーヒー店の豆を使ったエスプレッソなども販売する。土生田さんは「専門店への入店はハードルが高いが、コーヒーが飲めるので気軽に立ち寄って」と話している。(石川 翠)

 土生田さんは、市内のかばん業者から独立し、2015年にオルター・エゴを開店させた。1枚の革から作り上げたトートバッグが好評で、多くのオーダーメードを受けてきた。

 来店客の中から「財布も見たい」との要望や、「カバンストリートに休憩できるカフェはないの」と聞かれたことなどから、新店舗を構想し始めた。

 新型コロナウイルス禍でカフェスペースの資材の調達が遅れ、財布を並べるコーナーを、開運日とされる「天赦日(てんしゃにち)」の1月11日に先行オープンさせた。陳列棚には牛や馬、ワニ、ダチョウなどの革を使用した十数万円の商品が並ぶ。開いた際に控えめに金色が見えるように、内側の一部に金箔(きんぱく)を施したヘビ革を使用したものもある。

 カフェスペースでは、「ヒグラシ珈琲」(同市千代田町)のコーヒー豆を使用したエスプレッソと、「ミルク工房そら」(京都府京丹後市)のジェラートを販売し、2階のイートインスペースや屋外の庭で飲食も可能。地元の野菜なども販売する。今後、2階にミシンと革すき機を設置してオリジナルかばんの製作体験も計画している。

 土生田さんは「ゆっくりと時間を過ごしてもらえる。財布選びやカバンストリートでの買い物を楽しめ、『かばんのまちに来た』と満足してもらえるのでは」と話している。

 午前10時~午後4時。4月から平日は午前8時からモーニングも始める。マチックTEL0796・20・8193

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