11月6日のズワイガニ漁解禁を前に、観光事業者と漁業者による意見交換会が31日、兵庫県香美町香住区境の県但馬水産事務所であった。今季は前季より1隻減の39隻が操業する予定で、漁業者側は「安定供給に努める」と強調。観光事業者からは、価格高騰に対する懸念の声も寄せられた。(長谷部崇)
昨季の水揚げは、漁獲量が528トン(前季比31%減)、漁獲金額は50億2千万円(同4%減)で、1キロ当たりの単価は9519円(同39%増)まで跳ね上がった。
意見交換会には、観光協会や旅館協同組合、漁協などから約20人が出席した。今季、富山県以西の「日本海A海域」で国から割り当てられた漁獲可能量は2800トン(前季比200トン減)。このうち兵庫県は836トン(同56トン減)に決まったことなどが報告された。
県機船底曳網漁業協会の川越一男会長は「今季も供給が滞ることはない」と強調。一方、宿泊業者からは価格高騰への懸念から「(今季の相場を見るため)漁が始まるまで予約を受けられない」「全国旅行支援があっても、観光客の足が遠のいてしまうのでは」との声も寄せられた。
◇
■漁獲量予測は前年並み
県但馬水産技術センター(香美町香住区境)は、11月6日に解禁されるズワイガニ漁の漁況見通しを発表した。但馬の底引き網漁船が操業する京都府沖から島根県沖にかけての漁場全体では、雄(松葉ガニ)、雌(セコガニ)ともに前年並みの漁獲量が予測されるという。
国立研究開発法人「水産研究・教育機構」によると、富山県以西の「日本海A海域」で、ズワイガニの推定資源量は約1万5千トンと、2003年以降で最低だった21年から約千トン増。漁獲量も「前年並みかプラスアルファの水準」が見込まれるという。
一方、同センターは今年10月、香住沖、津居山沖、浜坂沖の計14地点で、トロール網による試験操業を実施した。調査海域での推定個体数は、雄が9万1千匹で、前年(8万6千匹)並み。雌は13万5千匹で、過去5年平均(14万3千匹)並みだった。
このため、漁が解禁される初日の漁獲量は、主な漁場となる但馬沖で雄が前年並みを確保できると予想。雌の初日は前年を下回るものの、漁期全体の漁獲量は、雄雌とも前年並みになるとみている。

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