丹波

  • 印刷
映画「銀幕の詩」のポスターを持って、上映をアピールする近兼拓史監督=ヱビスシネマ。
拡大
映画「銀幕の詩」のポスターを持って、上映をアピールする近兼拓史監督=ヱビスシネマ。
映画「銀幕の詩」のポスターを持って、上映をアピールする近兼拓史監督=ヱビスシネマ。
拡大
映画「銀幕の詩」のポスターを持って、上映をアピールする近兼拓史監督=ヱビスシネマ。

 かつて暴力団事務所だった建物を映画館に生まれ変わらせた実話を基にした映画「銀幕の詩(うた)」が、モデルとなった「ヱビスシネマ。」(兵庫県丹波市氷上町成松)で一般公開されている。同映画館支配人で、同作のメガホンを取った映画監督の近兼拓史さん(60)は「作品を見て、映画の楽しさと、自分たちの町の魅力を再発見してほしい」と話している。2月9日まで。

 地元商店街にできた暴力団事務所を、住民や市職員らが立ち退かせ、建物を映画館として再生させるまでを描いた人情コメディー。近兼さんが2021年7月に同映画館を開業させるまでの過程にフィクションを交えた構成になっている。

 2018年から映画館開業に向けた準備とほぼ並行して撮影がスタート。市内をメインロケ地に多数の市民がエキストラで出演した。新型コロナウイルス禍のため、開館直後に緊急事態宣言で営業自粛を余儀なくされたり、撮影が遅れたりと、苦難にも見舞われた。

 当初は春の公開を予定していたが、住民やファンからの「まだか」という声に押され、1月末から上映を始めた。3月ごろから半年かけ、自身と同じように地方で映画の灯を守っている各地のミニシアターを巡回上映する。県内では元町映画館(神戸市中央区)を予定している。

 近兼さんは「新型コロナで企画が立ち消えになった映画がたくさんある中、よくここまでこぎ着けた。協力してくれたみなさんに感謝です」と語る。同作を物語や撮影の舞台となった映画館で見れば「不思議な感じがして面白いはず」とアピールする。

 「ヱビスシネマ。」での上映は午後1時と午後6時から。一般1800円。高校生以下と60歳以上は千円。全国での巡回上映を終了後、再び「ヱビスシネマ。」で公開する方針。同映画館TEL0795・88・5910

丹波
丹波の最新
もっと見る
 

お知らせ