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神戸マラソンに出場し、アニメのキャラクター風衣装で先頭集団を追う再田光進さん(左)=15日、神戸市中央区(撮影・三浦拓也)
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神戸マラソンに出場し、アニメのキャラクター風衣装で先頭集団を追う再田光進さん(左)=15日、神戸市中央区(撮影・三浦拓也)

神戸マラソンに出場し、アニメのキャラクター風衣装で先頭集団を追う再田光進さん(左)=15日、神戸市中央区(撮影・三浦拓也)

神戸マラソンに出場し、アニメのキャラクター風衣装で先頭集団を追う再田光進さん(左)=15日、神戸市中央区(撮影・三浦拓也)

 15日に開催された「第5回神戸マラソン」(神戸新聞社共催)で、ミニスカートに青いロングヘアの「コスプレ姿」でトップに迫ったランナーがいた。男子の先頭集団を追走し、ゴールタイム2時間42分24秒は女子の優勝者とほぼ互角。男子でも54位と、アマチュアとしてトップクラスだった。沿道の話題をさらったあのランナーは何者?(伊藤大介)

 正体は、神戸市西区の会社員再田光進(さいたみつのぶ)さん(30)。兵庫工高(神戸市兵庫区)陸上部出身で、兵庫県高校駅伝神戸地区予選で区間1位に輝いた実力派だ。卒業後は市民ランナーとして各地の大会に出場する再田さんは「子どもたちを笑顔にしたいんです」と話す。

 コスプレのきっかけは2011年3月の東日本大震災。かつて走ったことがある岩手県宮古市のコースが津波にのまれ、心を痛めた。

 自身も10歳で阪神・淡路大震災の揺れを経験した。「仮装して走れば、沿道の人に楽しんでもらえるかも」。津波被害で中止になった宮古市のハーフマラソンが翌12年に復活し、アニメのキャラクター風の衣装で出場してみた。

 「かわいい!」「セーラームーンみたい!」。お年寄りや子どもたちの笑顔に包まれる中、堂々の優勝を飾った。

 以来、出場する大会では、派手なカツラをかぶったり、ミニスカートをはいたり。市民マラソンでは仮装ランナーが少なくないが、トップレベルで走る選手は珍しい。

 再田さんは「格好はふざけていますが、走りは真剣です」と、1カ月に300キロを走り込むトレーニングを続けている。

 さまざまな大会に出場し、会場で声を掛けられる機会が増えた。レース中は衣装が蒸れ、カツラがずれることもあるが、「コスプレを通じて人の輪が広がった。これからも地域の大会を盛り上げたい」と意気込む。

 12月には三重県での鈴鹿シティマラソンに出場予定。沿道の笑顔を楽しみに、自宅のミシンで新たなコスチュームづくりにいそしんでいる。

2015/11/25

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