あしたどこ行く?ーwithコロナ【7】大野アルプスランド(猪名川町)
2022/05/07 05:30
神戸新聞NEXT
■山頂でキャンプ、天体観測
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猪名川「大野アルプスランド」がキャンプ場宿泊の利用再開 有料に
吹き抜ける風と野鳥のさえずりに包まれ、自然を満喫したり、バーベキューに舌鼓を打ったり。兵庫県猪名川町北部、標高753メートルの大野山の山頂周辺は、キャンプ場として開放されており、アウトドアを楽しむ家族連れらでにぎわう。
地元住民らが、一帯を「大野アルプスランド」として管理している。大阪や神戸などの都市部から近いことに加え、以前は無料で利用できたため、行楽シーズンには大勢が詰め掛ける人気スポットとなった。
一方で、ごみの放置など利用者のマナーの悪さが住民を悩ませてきた。自然保護やマナーの意識向上につなげようと今年3月、有料化に踏み切り、スペースを20区画に限定した。制限はできたが、逆に混雑を避けて各自が存分に満喫できる場所になった。
友人や家族とキャンプをしに来た大阪府池田市の介護士男性(34)は、晴れ渡る空を見上げて「星空がきれいに見えそうで、夜も楽しみ」と目を細めた。
近くには猪名川天文台があり、プラネタリウムや天体観測も楽しめる。
キャンプ場の開放は木-日曜と、祝日。1区画の利用料は日帰り(午前11時~午後5時)500円、宿泊(午後2時~翌日午前10時)千円。管理事務所TEL080・3817・0753。
天文台は木-日曜、祝日の午後1時半~9時半。高校生以上200円、中学生以下無料。同天文台TEL072・769・0770
(斎藤雅志)
=おわり=
【行き方】新名神高速道路「川西インター」から県道12号に入り約40分。山上に約50台を収容できる無料駐車場がある。
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