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寝たまま着られる室内着開発 加古川の介護用品業者

2016.12.14
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室内着とカタログを手にする寄玉昌宏さん=加古川市加古川町寺家町

室内着とカタログを手にする寄玉昌宏さん=加古川市加古川町寺家町

 兵庫県加古川市加古川町寺家町の介護用品製造販売業「シデカス」が、寝たまま着られるワンピース形のルームウエア(室内着)「ユニユルク」を開発し、販売し始めた。柄の豊富な播州織を中心に使い、ファッション性も重視。着せやすい構造や床ずれしにくい縫製などにこだわり、着る人だけでなく、家族ら介護する人の負担軽減を目指した。

 同社は代表の寄玉(よりたま)昌宏さん(31)=同市西神吉町=が4月に設立した。ヘルパーとして働いている母親が介護経験を基に、室内着を試作したのがきっかけ。寄玉さんが祖母に着てもらったところ、喜ぶ姿を見て、製品化を決意した。

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