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MORESCOなど フィルム検査装置開発

2017.04.10
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 化学品メーカーのMORESCO(モレスコ、神戸市中央区)と国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)は、食品や医薬品の包装材などに使われるフィルムの検査装置を共同開発した。水蒸気やガスの通り抜けやすさを示す「透過率」を、従来より短時間で測定できる。

 食品や医薬品の品質劣化を防いだり、有機ELなどの寿命を延ばしたりする上で、フィルムは重要な役割を果たす。透過率の測定時間を短くすることにより、フィルムの生産現場で、品質管理の効率化が図れるという。

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