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トウガラシ生産や産業利用に力 養父特区の「三大」

2017.10.26
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三大の農場で収穫期を迎えた黄色いトウガラシ=朝来市和田山町宮

三大の農場で収穫期を迎えた黄色いトウガラシ=朝来市和田山町宮

 国家戦略特区の兵庫県養父市で、建設業の吉井建設(朝来市)などが出資して設立した株式会社「三大」が、トウガラシの生産や、辛味成分を利用した害獣対策の研究に力を入れている。同社が所有する畑では現在、食用の黄色いトウガラシが収穫の最盛期を迎え、研究用の赤々とした実も育っている。(那谷享平)

 吉井建設には元々農業部門があり、稲作やトウガラシの栽培などに取り組んできた。その部門を引き継ぐ形で、同社や朝来市の食品会社の経営者など8者が出資し、昨年3月、三大を設立した。

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