地域発
データ放送活用、災害情報発信に力 明石のケーブルテレビ
明石ケーブルテレビ(ACTV、兵庫県明石市本町2)が、地域に特化した防災情報を届けようと、データ放送に力を入れている。災害状況の速報に加え、台風の進路やゲリラ豪雨予想なども組み込み、市民に身近なメディアとして安全、安心に関する情報を積極的に届ける。
ACTVは今月からデータ放送を試行しており、4月の本格導入を目指している。自治体が出す避難勧告などについて、インターネットを通じて報道機関と共有する国の「Lアラート(災害情報共有システム)」を活用。気象情報会社とも連携し、土砂災害や短時間の記録的豪雨、竜巻といった情報の速報を取り入れる。緊急の災害情報をテレビ画面に「L字形」に表示できるシステムも導入した。
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