地域発
エゴマ使った食用油やせっけん販売へ 新温泉の農家ら開発
体に良いとされ、人気となっているエゴマを使った食用油やせっけんを、兵庫県新温泉町の農家でつくる「新温泉町えごま研究会」(谷口正友会長)が製品化し、1月半ばにも発売する。エゴマの栽培は、手間が少なくシカなどの食害も受けにくいため、耕作放棄地を減らす目的で同町農業委員会(松元けい子会長)が発案。試験栽培などを経て、同研究会に製品化などを引き継いだ。(小日向務)
エゴマはシソの仲間の1年草。葉や花の形がシソに似ており、小さな種を作る。日本では古くから栽培され、種から絞った油は食用や防水用の塗料などとして使われていたらしい。県新温泉農業改良普及センターによると、県内で研究会などを作り、本格的に栽培するのは初めてという。
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