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KOBEテロワール 神戸ワインの産声(3)「ブーム」に乗って増産

2019.11.09
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印路生産組合の安尾勝さん=神戸市西区平野町印路

印路生産組合の安尾勝さん=神戸市西区平野町印路

 「第3次ワインブーム」の中で販売準備が進められた神戸ワインは、発売前から大きな注目を集めた。1984年10月28日、農業公園(神戸市西区)オープンの初日には約8千人もの人が押し寄せ、ワイナリー内で販売する土産は、発売後1カ月で底を突いた。

 ワイナリーは増産を急いだ。ブドウの苗が成木になるまでに要する期間は7~8年。最初に植えた苗が成熟するに従って醸造量は飛躍的に伸び、83年に約10万本だった生産量は5年間で約82万本まで増加した。