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ホルスター型かばん、ネットで大反響 視覚障害者が考案

2019.12.19
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中野嘉容さん(左)が製作したホルスター型かばんを身に付ける谷口和隆さん=カバンツクリエーション0203

中野嘉容さん(左)が製作したホルスター型かばんを身に付ける谷口和隆さん=カバンツクリエーション0203

 兵庫県豊岡市に住む全盲の谷口和隆さん(57)が、白杖を持つため片手がふさがる外出時に安全に使える「ホルスター型」かばんを考案し、かばん職人の中野嘉容さん(50)が製品化した。転倒しそうになった際に支えるもう片方の手をふさがず、立ったり座ったりしても位置を変えずに済むよう体にぴたりと沿う薄型。インターネットで紹介すると反響が大きく、谷口さんは「シンプルなデザインで身軽に外出でき、健常者でも使いやすいはず」と話している。(石川 翠)

 谷口さんは百貨店で働いていた20代半ばに目に異常が出始め、30代で完全に失明した。大阪から地元に戻り、視覚障害者専門のソフト開発会社を起業。スマートフォンアプリなどを開発している。