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赤穂特産ミカン、念願の初収穫 新規就農の男性2人 

2020.11.08
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新規就農し、ミカンを初収穫した小川敬生さん(左)と榊原昂輝さん=赤穂市塩屋

新規就農し、ミカンを初収穫した小川敬生さん(左)と榊原昂輝さん=赤穂市塩屋

 昨年11月、兵庫県赤穂市大津に移住し、新規就農した小川敬生(としお)さん(28)=神戸市北区出身=と榊原昂輝(こうき)さん(28)=同県加古川市出身=が、赤穂特産のミカンを初収穫した。赤穂市塩屋で畑を借り、シカよけの柵を張り巡らせるなど地道な作業を続けてきた。黄色く、たわわに実ったミカンを見て「やっと収穫できるのがうれしい」と喜ぶ。

 別々の高校で農業を学んだ後、県立農業大学校(加西市)で果樹栽培を専攻した同級生。かんきつ類の栽培を相談した赤穂市で「忠臣蔵みかん」の登録商標を持つ浮田みかん園(同市新田)を紹介された。後継者のいなかった浮田康男さん(71)から研修を受け、20~30年たった約600本の木が植わる畑約1ヘクタールを借りて丹精を続けた。

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