地域発
切り花産地の復活へ一歩 お盆向け、ケイトウの出荷ピーク 加古川の志方東営農組合
加古川市志方町広尾で、お盆に仏花として供えるケイトウの出荷作業が、最盛期を迎えている。地元の志方東営農組合が今年初めて栽培。3・8アールの畑に、約8千本が鮮やかな深紅の花をつけた。同組合の女性らが丁寧に刈り取り、長さを切りそろえている。来夏にはリンドウの出荷も予定する。東播磨地域はかつて県内有数の切り花産地だったが、現在は栽培農家がほとんどなくなっており、復活への一歩となる。(斉藤正志)
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