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農地バンク通じ休耕田委託 高齢化で解散、加古川市志方町西中の営農組合 兼業の男性引き受け

2023.08.09
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農地バンクを通じ、西中営農組合が管理していた農地を引き受けた北康彦さん=加古川市志方町西中

農地バンクを通じ、西中営農組合が管理していた農地を引き受けた北康彦さん=加古川市志方町西中

 農業の後継者不足や農地の荒廃が各地で問題となる中、兵庫県加古川市志方町の西中地区で営農組合が、国が進める農地中間管理機構(農地バンク)を活用して農地を集約し、就農希望者で専修学校「西宮甲英高等学院」の教師、北康彦さん(45)=高砂市米田町米田=に託した。同地区では耕作をしない農家が大半となり、その農地の管理をしていた営農も高齢化で限界に。営農解散を決めるとともに、農地バンクを介して借り手を探した。北さんは「地域の農業の担い手としてやりがいを感じる」と意気込む。(増井哲夫)

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