経済
コンパクト加湿器、女性に人気「小型でも効果期待できる」
職場や外出先での乾燥が気になるこの季節。肌のかさつき防止だけでなく、インフルエンザの感染予防にも有効とされるのが加湿器だ。最近はコンパクトで機能性も高く、見た目もおしゃれな商品が続々と登場。充電式も登場し、時間と場所を問わず手軽に潤いを補充できると、女性らの人気を集めている。(三島大一郎)
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東急ハンズ三宮店(神戸市中央区)の売り場には、100種類を超える加湿器がずらりと並ぶ。中でも自宅やオフィスの卓上などで気軽に使える小型加湿器が目立つ。
担当者によると、小型は近年、デザインや色の種類が多彩に。振動で水を霧状にする超音波式のほか、消し忘れや誤作動を防ぐタイプも増えているという。
さらに今年は充電式も登場。USBコードを使ってパソコンなどから充電すれば、外出先や車の中などに持ち運ぶことも可能だ。
同店の9月から12月中旬までの加湿器の売り上げは前年比約3割アップ。購入者は女性が中心だが、ギフト用に購入する男性客も多く、1千~2千円台の商品が人気という。売り場担当者は「種類が増えて選びやすくなったほか、価格が手頃になったことも売り上げが伸びている要因だろう」とする。
適度な湿度で室内を保つことは、インフルエンザ対策にも有効だ。兵庫県は今月19日にインフルエンザ注意報を発令している。
県疾病対策課によると、空気の乾燥によって人の気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなる。このため、加湿器などを使って室内の湿度を50~60%に保つことが効果的という。
同課は「部屋の広さや加湿器の能力にもよるが、たとえ小型でも置いていないよりは効果が期待できるだろう」としている。
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