経済
ネスレ製品の一部、鉄道輸送に切り替え トラックが一般的な中距離帯で業界初 24年問題、CO2削減に対応
ネスレ日本(神戸市中央区)は、JR貨物グループと連携し、トラック利用が一般的な中距離輸送の一部を鉄道に切り替え、コーヒー製品の定期輸送を2月から始めた。トラック運転手の労働規制強化に伴い人員不足が懸念される物流業界の「2024年問題」に対応するとともに、温室効果ガスの排出削減を図ることが狙い。
両社によると、コストや効率面からトラック輸送が主流になっている500キロメートル以下の中距離帯で、一定量を鉄道輸送にシフトするのは食品・飲食業界で初めてという。
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