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太田敏郎氏が死去 ノーリツ創業者、ルミナリエ開催に尽力

2020.01.20
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太田敏郎氏

太田敏郎氏

ノーリツ創業者で名誉会長の太田敏郎(おおた・としろう)氏。2015年の県功労者表彰の受賞者に選ばれ、県庁を訪れ井戸敏三知事と懇談した=兵庫県庁

ノーリツ創業者で名誉会長の太田敏郎(おおた・としろう)氏。2015年の県功労者表彰の受賞者に選ばれ、県庁を訪れ井戸敏三知事と懇談した=兵庫県庁

 給湯器大手メーカーのノーリツ(神戸市中央区)を創業し、神戸商工会議所副会頭を務めた太田敏郎(おおた・としろう)氏が15日午前10時58分、肺炎のため神戸市東灘区の病院で死去した。92歳。兵庫県姫路市出身。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。喪主は長女高橋順子(たかはし・のぶこ)さん。後日、「お別れの会(仮称)」を開く。

 太田氏は海軍兵学校を経て、1951年に能率風呂工業(現ノーリツ)を設立し、専務、社長を歴任。80年代にシステムキッチンなどの住宅設備分野に進出し、93年には国内の給湯器メーカーで初めて中国に進出した。この間の88年には東京証券取引所1部上場を果たした。会長を経て2004年からは名誉会長を務めていた。

 神戸の財界活動にも積極的で、94年には神戸商議所副会頭に就任。95年に起きた阪神・淡路大震災からの経済復興に尽くし、震災犠牲者の鎮魂と復興を願う「神戸ルミナリエ」の開催実現などに奔走した。

 03年からは当時の大庭浩会頭の体調不良を受け、翌年まで会頭代行も担った。