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神戸空港の旅客最多336万人 増便、新規路線で大幅増

2020.01.25
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神戸新聞NEXT

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 関西エアポートが24日に発表した2019年の神戸空港の旅客数(乳幼児を含む)は前年比5・7%増の336万3237人と、06年の開港以来で最多だった。運用規制の緩和で拡大した発着枠を活用し、新たな路線開設や増便が相次いだことが旅客数を押し上げた。(長尾亮太)

 神戸市が同日公表した従来基準の旅客数(乳幼児を含まない)も5・8%増の329万6491人だった。座席が埋まった割合を示す「搭乗率」は、過去最高だった前年と同じ80・4%を維持。便数の増加に比例して旅客数も伸び、需要の強さを裏付けた。

 関西、大阪(伊丹)、神戸空港の在り方を官民で話し合う「関西3空港懇談会」が5月、1日60便(30往復)だった発着枠を80便(40往復)へ拡大することで合意。これを受けてスカイマークは4路線を増便した。旅客数の伸び率は、1日2往復から同3往復に増便した茨城線が最も高い18・7%増で、長崎線7・9%増▽那覇線6・4%増▽鹿児島線4・1%増-と続いた。

 他の既存路線も前年実績を上回り、新千歳線が7・1%増、仙台線が5・3%増、羽田線が0・7%増だった。

 新たに乗り入れたフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)の搭乗率は、松本線が80・9%で、採算ラインの目安とされる70%を大幅に上回った。高知線は56・6%、出雲線は35・6%だった。