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菊正宗が女子高生とコラボ 「日本酒の化粧水」発売

2020.02.25
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自らデザインした化粧水を手にする六甲アイランド高校の生徒=大阪市此花区島屋4

自らデザインした化粧水を手にする六甲アイランド高校の生徒=大阪市此花区島屋4

 菊正宗酒造(神戸市東灘区)は25日、六甲アイランド高校(同)の女子生徒がパッケージデザインを手掛けた商品「日本酒の化粧水」を発売した。10代でも手に取りやすいように、菊の花をちりばめてかわいらしく仕上げた。高校生側の提案で生まれたコラボレーションに、同社の担当者も「新たな販路の発見につながった」と喜んでいる。

 神戸の課題を研究する同校の授業「神戸学」の一環。化粧品をテーマに活動していた6人の3年女子が企画した。きっかけは、2018年11月の菊正宗酒造記念館訪問。日本酒に含まれるアミノ酸を配合した商品「日本酒の化粧水」を見つけたことだった。

 酒造会社が化粧品を販売していることに驚いた。自分たちが関わることで若い世代に日本酒を身近に感じてもらえるのではと、菊正宗に商品パッケージのデザインをさせてほしいと提案した。菊正宗らしく、小さな菊の花模様を、パステルカラーの水色の背景にあしらった。かわいらしさだけでなく、「神戸・灘」の文字を中心に据え、地域性や「インスタ映え」も意識した。

 生徒らはこのほど大阪市内の製造工場を訪れ、商品が作られている様子を初めて見学した。山本緋那さん(18)は「まさか本当に商品になるとは思っていなかった。うれしいです」と笑みがはじけた。

 200ミリリットルで500円(税別)。透明保湿と高保湿の2種類で、各500本限定。菊正宗酒造記念館のみで販売。(中村有沙)