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大阪湾イカナゴのシンコ漁終了 操業は過去最短の2日

2020.03.03
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解禁初日に水揚げされたイカナゴ=2月29日午前、神戸市垂水区平磯3、垂水漁港

解禁初日に水揚げされたイカナゴ=2月29日午前、神戸市垂水区平磯3、垂水漁港

 大阪湾でイカナゴのシンコ(稚魚)漁を行う神戸市、淡路島、大阪府の漁業者らは3日、神戸市内で会合を開き、今季の漁を同日で終えると決めた。2月29日の解禁後の漁獲量が極めて少なく、来年に向けた資源量を確保するため。3月1、3日は休漁しており、同湾での操業は実質2日間と、過去最短の3日間で終わった昨季よりさらに短かった。

 大阪湾では、兵庫県内からも7漁業協同組合所属の計約240隻が操業。会合では、来年の親魚を残す必要性など、将来の漁を心配する声が相次いだという。

 大阪湾、播磨灘のシンコの漁期は2016年まで1カ月半前後だった。17年に兵庫県内の漁業者の漁獲量が約千トンと前年の10分の1以下に激減。同年以降、自主的に漁期を短縮している。

 淡路島以西の播磨灘では4日も操業する予定。(山路 進)