経済
神商議が事業計画発表 南北アクセス早期整備へ
神戸商工会議所はこのほど、中小企業による多様な人材活用や離職抑制に向けた懇話会を設けることなどを盛り込んだ2020年度の事業計画を発表した。人手不足に悩む事業者の雇用を後押しする。
新神戸と三宮、神戸空港を結ぶ南北アクセスを強化する都市開発プランでは、神戸空港の規制緩和や25年の大阪・関西万博開催を踏まえ、地下鉄の整備などを構想する。中小企業の防災・減災へ事業継続計画の策定支援も充実させる。
会見で家次恒(ひさし)会頭(シスメックス会長兼社長)は「阪神・淡路大震災から25年の区切りで、攻めの動きを具体化、加速させる」と述べた。(佐伯竜一)