経済
大関元社長の長部文治郎氏死去
酒造大手、大関(兵庫県西宮市)の創業家で、経営近代化に尽力した元社長の11代長部文治郎(おさべ・ぶんじろう、本名恒雄=つねお)氏が8日午前8時47分、膵臓がんのため西宮市の病院で死去した。93歳。西宮市出身。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。喪主は長男正和(まさよし)氏。同社は後日、お別れの会を開く予定。(10面に評伝)
神戸経済大(現神戸大)卒。1951年、大関に入社。66年に社長に就任し、2002年まで務めた。79年に清酒メーカーで初めて米国に進出し、現地生産を始めるなど、先んじた経営で業界に新風を吹き込んだ。80年には西宮市に発酵やバイオ分野について調べる「大関総合研究所」を設立。食品や化粧品の開発につなげた。
灘五郷酒造組合理事長、日本酒造組合中央会副会長などを歴任。西宮商工会議所会頭、兵庫県商工会議所連合会副会頭も務め、地域経済の発展に貢献した。



















