経済
少しずつ戻る日常 ミント神戸、さんちか営業再開
新型コロナウイルスの感染拡大で休業していた神戸・三宮の複合商業ビル「ミント神戸」が25日、営業を再開した。近くの地下街「さんちか」も全面開業し、女性客らが都心部での買い物を楽しんだ。兵庫県内の商業施設は同日までにおおむね営業を再開した。
ミント神戸は4月8日から臨時休館していた。この日は、午前11時に開店。2人の娘と訪れた神戸市須磨区の主婦(36)は「緊急事態宣言の解除でようやく買い物に来られた。やっぱり手に取って商品を見る方がいい」と笑顔で話した。
感染防止のため、出入り口を2階の正面入り口に限定し、検温用のサーモグラフィーを設置。当面の間はショッピングフロア(2~5階)の営業時間を午後7時までとし、通常より2時間縮める。開店前には、集まった店長らに吉川忠一郎館長が「営業自粛でつらかった。お会いできてうれしい」とあいさつした。
さんちかは21日に一部店舗の営業が始まっており、この日が全店オープン。当面の営業を午前11時から午後7時(土日曜・祝日は午後6時)とする。(三島大一郎)
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