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球児に甲子園の土贈呈 全国5万人にキーホルダー

2020.06.08
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日本高野連に加盟する野球部の3年生部員全員に贈呈されるキーホルダー(阪神甲子園球場提供)

日本高野連に加盟する野球部の3年生部員全員に贈呈されるキーホルダー(阪神甲子園球場提供)

 兵庫県の阪神甲子園球場(西宮市)とプロ野球・阪神タイガースは8日、日本高野連に加盟する硬式、軟式野球部の3年生部員全員に「甲子園の土」を入れたキーホルダーを贈呈すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により、全国大会出場に挑戦する最後の機会をなくした約5万人の球児に励ましの思いを届ける。

 コロナ禍の影響で今年は春の選抜高校野球大会に続き、夏の全国高校野球選手権大会も中止に。タイガースの矢野燿大監督や選手らから「高校球児のために何かできることはないか」との声が上がった。

 野球ボール形の直径約3センチの透明なケースで、表面に今夏の大会回数「102」と球場のイラストが描かれている。土の一部は矢野監督やタイガースの選手、グラウンドの整備を担う「阪神園芸」(西宮市)の職員らが集めるという。

 同球場によると、対象者は硬式が3957校の約4万7千人、軟式が416校の約2800人(いずれも昨年5月末時点)の見込み。8月下旬ごろをめどに順次、各学校に送る予定。

 矢野監督は「現状を受け入れられない人もいる中で、少しでも前を向いてもらえることができないかと考えた」とコメントしている。(三島大一郎)

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