ひょうご経済プラスTOP 経済 「業務スーパー」好調 巣ごもり消費 売上高、利益とも過去最高 神戸物産

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「業務スーパー」好調 巣ごもり消費 売上高、利益とも過去最高 神戸物産

2020.06.11
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「巣ごもり需要」の高まりで好調な業務スーパー=神戸市西区美賀多台9

「巣ごもり需要」の高まりで好調な業務スーパー=神戸市西区美賀多台9

神戸新聞NEXT

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(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

 神戸物産(兵庫県稲美町)が11日発表した2020年4月中間連結決算は、主力の「業務スーパー」が好調で、売上高、利益とも過去最高を更新した。中間ベースの最高業績は2年連続。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりで、売上高と最終的なもうけを示す純利益は前年同期と比べて高い伸び幅となった。(三島大一郎)

 コロナ禍で外出自粛や在宅勤務が広がり、商品を買いだめして外出を控える「巣ごもり消費」が増加。フランチャイズ方式で全国に展開している業務スーパーへの商品出荷実績は、既存店ベースで前年同期比19・3%増だった。3、4月は3割前後も増えた。レトルトカレーやパスタ関連商品などがよく売れたという。

 九州や関東を中心に、新規出店を進めたことも売り上げ増に寄与した。4月には店舗のなかった長崎県にも出店し、総店舗数は862店舗となった。

 プライベートブランド(PB)商品の開発にも注力。4月に岡山県のスイーツ工場を取得し、国内の自社グループ工場は22カ所になった。さらに、デザート類をはじめとしたPB商品が幅広くメディアに取り上げられたことで、新規顧客の獲得にもつながった。

 通期(20年10月期)も業務スーパー事業が堅調に推移するとみて、増収増益を見込む。新型コロナによる影響が不透明なため、19年12月に公表した予想を据え置いた。