ひょうご経済プラスTOP 経済 5月の神戸港輸出入総額 09年秋以来の低水準

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5月の神戸港輸出入総額 09年秋以来の低水準

2020.06.17
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神戸港のコンテナ岸壁=神戸市中央区、ポートアイランド2期

神戸港のコンテナ岸壁=神戸市中央区、ポートアイランド2期

 神戸税関が17日発表した5月の神戸港貿易概況は、輸出入総額が前年同月比21・2%減の5702億円と、世界的な不況が続いた2009年10月以来の大幅な減少率だった。単月の総額ベースでも12年1月以来の低水準。新型コロナウイルスの影響で世界的に荷動きが鈍く、特に米国向けの輸出は前年比で半減した。

 輸出は23・0%減の3275億円で8カ月連続のマイナス。うち米国向けは48・2%減の395億円で、阪神・淡路大震災後の1995年6月以来の落ち込みとなった。ショベルカーなどの建設機械や自動車部品が大きく減少。アジア向けは15・9%減の2098億円、欧州向けも17・1%減の418億円だった。

 輸入は18・6%減の2427億円で4カ月連続マイナス。うち中国からは11・6%減の742億円で、衣類やテレビなどの音響・映像機器が減った一方、マスクを含む織物用糸・繊維製品やパソコンなどの事務用機器が増加した。(横田良平)

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