ひょうご経済プラスTOP 経済 障害者のIT学習、在宅でもOK 就労支援へ関西初の事業所開設

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障害者のIT学習、在宅でもOK 就労支援へ関西初の事業所開設

2020.07.01
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障害がある人向けにワードやエクセルなどの動画教材を用意するmanaby三宮事業所の支援員=神戸市中央区八幡通4

障害がある人向けにワードやエクセルなどの動画教材を用意するmanaby三宮事業所の支援員=神戸市中央区八幡通4

 障害がある人向けにITスキルを教える就労移行支援事業者のmanaby(マナビー、仙台市)はこのほど、関西初となる事業所を神戸・三宮に開設した。インターネット教材による「eラーニング」が特徴。テレワークを想定し、在宅での学習にも対応する。

 就労移行支援は、65歳未満の障害者を対象に、就職を助ける訓練や講座を提供する福祉サービス。国の認可を受けて運営する。

 同社は、ITへの特化では先駆けの事業所として2016年設立。利用者は動画でソフトウエアの操作方法を学ぶ。ワードやエクセルが中心。在宅での就労につながりやすいウェブデザインやホームページ作成などもある。

 「三宮事業所」は神戸市中央区のフラワーロードビル7階の一室で、広さ約85平方メートル。教材視聴用のパソコン20台を並べ、支援員ら6人が常駐する。

 通うのが基本だが、人混みや通勤が苦手な人もおり、自治体に認められれば自宅で利用できる体制を整えている。希望者にはタブレット端末を貸与し、設定した日時に支援員が電話やオンラインで対応する。

 新型コロナウイルス感染拡大で普及したテレワークは障害者の可能性を広げる働き方でもあるとし、担当者は「利用者に合った働き方が見つかるように支えたい」と話している。ITに加え、コミュニケーション講座なども開く。マナビー三宮事業所TEL078・855・7705

(中務庸子)