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石炭火力削減方針に身構える事業者 兵庫県内6基稼働

2020.07.11
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1960年代から稼働する電源開発(Jパワー)の高砂火力発電所=高砂市梅井6

1960年代から稼働する電源開発(Jパワー)の高砂火力発電所=高砂市梅井6

 政府が、二酸化炭素(CO2)を多く排出する非効率な石炭火力発電所を2030年度までに休廃止する方針を表明し、兵庫県内に石炭火力を持つ事業者が対応を迫られている。少なくとも神戸市と播磨地域で6基が稼働。電力の安定供給や価格維持に影響すると身構える。一方、脱炭素を求める環境団体は政府方針について、国際的に不十分なCO2削減目標の範囲内だと批判する。(森 信弘、大島光貴)

 経済産業省によると、売電に使われている国内の石炭火力は、大手電力やメーカーの工場などに140基ある。このうち非効率な石炭火力は114基で、休廃止は9割弱の100基程度になるとみられる。13日から始める有識者の会合で具体的に検討する。