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害虫「大根芯食い虫」が大発生 県病害虫防除所が注意報

2020.08.12
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キャベツの新芽を食べる体長約1センチのハイマダラノメイガの幼虫(兵庫県病害虫防除所提供)

キャベツの新芽を食べる体長約1センチのハイマダラノメイガの幼虫(兵庫県病害虫防除所提供)

ハイマダラノメイガに食害され、丸まらなかったキャベツ(兵庫県病害虫防除所提供)

ハイマダラノメイガに食害され、丸まらなかったキャベツ(兵庫県病害虫防除所提供)

ハイマダラノメイガに食害され葉がほとんどないダイコン(兵庫県病害虫防除所提供)

ハイマダラノメイガに食害され葉がほとんどないダイコン(兵庫県病害虫防除所提供)

体長約1センチのハイマダラノメイガの成虫(兵庫県病害虫防除所提供)

体長約1センチのハイマダラノメイガの成虫(兵庫県病害虫防除所提供)

 兵庫県病害虫防除所(加西市)は、秋冬野菜の苗や新芽を食べ、商品価値を低下させるガの幼虫が多発しているとして、全県域に病害虫発生予察注意報を出した。8月中旬からの苗作りや植え付けの際、防虫ネットや薬剤散布などでの防除を呼び掛けている。

 「大根芯食い虫」と呼ばれるハイマダラノメイガの幼虫で、ハクサイやダイコン、キャベツなどアブラナ科の野菜に発生する。茎が伸びる「生長点」付近に産卵し、ふ化した幼虫が周囲を食い荒らす。食べられた株は成長が鈍ったり枯れたりし、キャベツは丸まらずに出荷できなくなるという。

 同防除所内の調査用畑での発生数は7月以降、平年の約10倍。今夏は高温少雨との予報で、繁殖が進む恐れが高いという。同防除所は「食害されてからでは手遅れ。発生を前提とした対策を心掛けてほしい」としている。(山路 進)