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スカイマーク 神戸-下地島線を10月25日開設

2020.08.19
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新たに神戸空港と結ばれる沖縄県の「みやこ下地島空港」(下地島エアポートマネジメント提供)

新たに神戸空港と結ばれる沖縄県の「みやこ下地島空港」(下地島エアポートマネジメント提供)

神戸-下地島線を運航する機体(下地島エアポートマネジメント提供)

神戸-下地島線を運航する機体(下地島エアポートマネジメント提供)

 航空会社のスカイマーク(SKY)は19日、神戸-下地島(沖縄県宮古島市)線を10月25日からの冬ダイヤに合わせて新規開設すると発表した。1日1往復。SKYが運航する神戸発着路線は計8路線になる。沖縄へは那覇線に加えて2路線目となる。

 宮古島本島から伊良部大橋を渡った離島の「みやこ下地島空港」に離着陸する。SKYは羽田-下地島線も10月25日に開設する。首都圏と、西の拠点と位置付ける神戸から定期便を飛ばし、観光需要を取り込む。那覇からも新たに飛ばす。

 下地島空港はかつて、日本唯一のパイロット訓練用空港として使われた。現在の旅客ターミナルは2019年3月に開業。周囲は美しい海やサンゴ礁の隆起でできた神秘的な地形で知られ、シュノーケルができるビーチなど観光地として人気が高いという。現在は格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンが関西空港から1日1往復を運航している。

 SKYが公表した神戸発着の冬ダイヤは、下地島線を加えるものの、夏ダイヤの1日計54便から46便に抑える。新型コロナウイルス感染拡大による航空需要の減少に対応。路線別では、那覇線を夏ダイヤの10便から6便に、茨城線を6便から4便に、鹿児島線を6便から4便にそれぞれ減らす。

 神戸に就航する他の4社も19日までに冬ダイヤを公表。夏ダイヤからの変更はなく、神戸発着便の合計は運用上限の1日80便に対し、最大72便になる見通し。各社とも、新型コロナの動向を見極めながら運休や減便の判断をするとしている。(横田良平)

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