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東急ハンズ三宮店、閉店へ 取引先に伝達 開業32年、年末で

2020.08.22
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閉店方針が地元に伝わった東急ハンズ三宮店=神戸市中央区下山手通2(撮影・横田良平)

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神戸新聞NEXT

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 大手雑貨量販店の東急ハンズ(東京)が神戸市中央区の三宮店を今年12月末に閉店する方針を、取引がある地元業者などに伝えていることが21日、関係者らへの取材で分かった。小売業界の競争激化に加え、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛なども影響したとみられる。

 関係者によると、東急ハンズは今月初めごろからテナントや取引業者などに閉店の方針を伝達。上層階から段階的に売り場を減らし、12月末で完全に閉店するという。

 三宮店は1988年3月開業。関西で大阪府吹田市の江坂店に次いで2番目だった。地上6階、地下2階建てで、延べ床面積1万730平方メートル。家具や寝具、文具を中心に最新の生活雑貨をそろえ、「都市型ホームセンター」として兵庫県内外から利用客が訪れた。

 神戸・三宮の繁華街に位置し、店の前を待ち合わせ場所として利用する人も多い。ただ、百貨店などの商業施設や専門店がひしめくJR線の南側に比べると、店の周辺は平日の日中の人通りは少なく、集客面では課題だった。

 三宮店に製品を納める中小メーカーの幹部は、「神戸の一等地にあるため製品の宣伝効果は大きく、取り扱ってもらうだけで会社の信用にもつながった。残念だ」と肩を落とした。

 東急ハンズは三宮店のほかに、県内で別業態の「ハンズビー」など4店を出している。いずれも商業施設内の小型店。(塩津あかね、三島大一郎、長尾亮太)