ひょうご経済プラスTOP 経済 加古川プラザホテル、運営会社撤退 コロナで利用低迷、営業は継続方針

経済

加古川プラザホテル、運営会社撤退 コロナで利用低迷、営業は継続方針

2020.08.27
  • 印刷
加古川プラザホテル=加古川市加古川町

加古川プラザホテル=加古川市加古川町

 JR加古川駅南に立地する東播地域の中核ホテル、加古川プラザホテル(兵庫県加古川市)について、運営会社「ホテルシステム二十一」(同市)が、運営から撤退することが分かった。親会社の投資会社マーチャント・バンカーズ(東京)が明らかにした。撤退時期は未定。加古川市の第三セクターでホテルを所有する「加古川商工開発」は、ホテルの営業を続ける意向で、運営方法を検討している。

 同ホテルは1986年開業。客室は128室あり、ビジネス客の利用が多い。大型宴会場を備え、経済、文化交流の拠点として公的行事にも使われている。

 開業当初は神戸製鋼所(神戸市中央区)の関連会社が運営していたが撤退し、2002年にホテルシステム二十一が引き継いだ。だが、西隣にビジネスホテルが昨年開業するなど競争が激化する中、新型コロナウイルスの感染拡大で宿泊、宴会の利用が低迷し、売り上げも大きく落ち込んでいた。マーチャント社は、コロナ禍の先行きが見通せないとして、加古川市と福岡県で展開する二つのホテル事業から撤退を決めた。

 撤退後の運営方法は未定だが、加古川商工開発は「開業以来、地域に根差したシティーホテルとして役割を果たしてきた。ホテルは今後も続けていく」とする。(小尾絵生)