経済
梶山経産相が川重神戸工場へ 水素運搬船を視察
梶山弘志経済産業相は2日、川崎重工業の神戸工場(神戸市中央区)を訪れ、水素を運ぶ世界初の「液化水素運搬船」の建造現場を視察した。
水素はさまざまな方法で作ることができる上、二酸化炭素(CO2)を出さないため、次世代エネルギーとして期待を集める。川重は水素のサプライチェーン(調達・供給網)を築く実証事業に参画。豪州の低品質な石炭「褐炭」から作られた水素を、神戸空港島まで運ぶ船の建造などを担っている。
梶山経産相は、川重の橋本康彦社長らから実証事業に関する説明を受けた後、豪州への出航を来年初めに控えて完成間際の水素運搬船の内部を見て回った。(長尾亮太)



















