経済
神戸港のルミナスクルーズ破産手続きへ 新型コロナで需要回復見通せず
民事再生手続き中だったルミナスクルーズ(神戸市中央区)が、神戸地裁から再生手続き廃止の決定を受けたことが24日、分かった。破産手続きに移行する見通し。
同社は、神戸港発着のレストランクルーズ船「ルミナス神戸2」を運航していたが、今年3月、民事再生法の適用を申請。競合船「コンチェルト」を運航する神戸クルーザーの親会社ファースト・パシフィック・キャピタル(東京)が支援を表明し、運航再開を目指していた。
しかし、新型コロナウイルス感染症の再拡大で需要回復が見通せず、再生が困難になった。「ルミナス神戸2」はファースト社が買い取り、神戸クルーザーが年内に運航を再開する予定という。
帝国データバンクによると、3月のルミナスクルーズの破綻が、近畿2府4県の新型コロナ関連倒産の1件目だった。
24日時点で関連倒産は100件を超え、うち兵庫県内は26件に上る。秋以降の再度の感染拡大も懸念され、帝国データは「資金繰りが悪化している中小・小規模事業者が多く、今後も一定のペースで関連倒産の発生が見込まれる」としている。(中村有沙)



















