経済
大規模畑作農家育成へ JA兵庫六甲、イオンアグリ創造と協定
JA兵庫六甲(神戸市北区)は、農家の高齢化で低下する産地の活力を高めるため、兵庫県、農業生産法人のイオンアグリ創造(千葉市)との間で連携協定を結んだ。兵庫六甲は今春、県内最大規模の野菜農場を展開する同社に職員を派遣。研修を終える2年後にも学んだ経営術を生かし、神戸・阪神間で大規模なモデル農園開設を目指す。(山路 進)
流通大手イオングループのイオンアグリ創造は、全国20農場で野菜やコメを生産し、グループ内の店舗に販売。兵庫県内では三木市で2013年、遊休農地を借りて開いた三木里脇農場(11ヘクタール)で、青ネギやレタス、キャベツ、ブドウなど約20品目を栽培する。同社が農協と協定を締結するのは初めて。農協が農業参入企業と協定を結ぶのは全国でも珍しいという。
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