ひょうご経済プラスTOP 経済 阪急阪神HD、230億円超赤字に 9月中間決算

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阪急阪神HD、230億円超赤字に 9月中間決算

2020.11.06
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宝塚大劇場=宝塚市栄町1

宝塚大劇場=宝塚市栄町1

 阪急阪神ホールディングス(HD)が6日発表した2020年9月中間連結決算は、純損益が前年同期の476億3千万円の黒字から、230億700万円の赤字に転落した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、鉄道事業や宝塚歌劇、甲子園球場を含む娯楽事業の収入が落ち込んだ。中間ベースの最終赤字は阪急・阪神の経営統合後初めて。

 鉄道・バスが外出自粛や在宅勤務の広がりで利用客が大きく減少。都市交通事業の売上高に当たる営業収益が前年同期比39・2%減と苦戦した。娯楽事業は甲子園球場で開催するプロ野球・阪神タイガースの公式戦が減り、宝塚歌劇の多くの公演が中止となったため、営業収益は69・0%の減収だった。

 海外ツアーの中止や訪日客の激減で旅行、ホテルの両事業も大幅な減収。連結の営業収益は41・3%減の2410億1800万円だった。新型コロナの影響額は1426億円という。

 当初未定としていた通期業績予想の数値も公表。売上高は前期比24・6%減の5750億円とし、純損益は360億円の赤字(前期は548億5900万円の黒字)に転落する見通し。(三島大一郎)

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