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県、マレーシア新たに開拓へ 農林水産品の輸出支援強化

2020.11.17
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今年2月、アラブ首長国連邦(UAE)の首都ドバイで兵庫県産米などをPRした商談会。本年度はマレーシア向けも支援(県提供)

今年2月、アラブ首長国連邦(UAE)の首都ドバイで兵庫県産米などをPRした商談会。本年度はマレーシア向けも支援(県提供)

 兵庫県産の農林水産物や加工品の輸出拡大に向け、県は本年度、新たにマレーシアへの輸出支援を始めた。東アジア、欧州、中東などで見本市への出展や商談を続けており、マレーシアが9カ国・地域目。経済成長で富裕層が増える一方、日本からの輸出が比較的少ない点に着目。いち早く県産品をアピールする。(山路 進)

 同国の首都クアラルンプールで今月から、三田産山の芋や明石だい、明石だこ、西播磨のカキ、そばなど11業者が25品目を売り込む。現地百貨店で販売コーナーを設けるほか、飲食や小売業約30社のバイヤーらと商談を進める。飲食店で県産食材を使ったメニューも提供。来店者の好みを調べ、今後の販売に生かす。

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