ひょうご経済プラスTOP 経済 ユーハイム バウムクーヘン専用「AIオーブン」 焼き色を判断

経済

ユーハイム バウムクーヘン専用「AIオーブン」 焼き色を判断

2020.12.01
  • 印刷
バウムクーヘンを焼くAIオーブンを公開したユーハイムの河本英雄社長(右)とアバターインの深堀昴最高経営責任者=東京都渋谷区

バウムクーヘンを焼くAIオーブンを公開したユーハイムの河本英雄社長(右)とアバターインの深堀昴最高経営責任者=東京都渋谷区

ユーハイムなどが開発中のAIオーブンで焼けるバウムクーヘン=東京都渋谷区神宮前

ユーハイムなどが開発中のAIオーブンで焼けるバウムクーヘン=東京都渋谷区神宮前

 洋菓子のユーハイム(神戸市中央区)は30日、人工知能(AI)搭載の業務用オーブンを報道向けに公開した。バウムクーヘン専用。芯棒の周囲に何層も生地を重ね焼きする作業で、AIが熟練の職人と同じように焼き色を判断する。

 生産性を高める取り組みとして、IT企業のアバターイン(東京)と共同開発中。この道40年の職人が添加物を使わずに焼く技術を、AIに学習させた。画像センサーで焼き具合を解析し、無人で職人と同等の仕上がりになるという。

 バウムクーヘン発祥のドイツで製菓職人を目指す少年-との設定で「テオ」と命名した。ユーハイムは2021年3月、店舗や展示の複合施設を名古屋市に開設予定。AIオーブンも置き、焼き上げたバウムクーヘンを来場者に販売する。

 同社は職人技術の継承に加え、新たな販売ネットワークの構築や、消費者が焼成を体験するサービスなどにも生かすとしている。(西井由比子)