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トーヨータイヤ 来期の業績19年並み回復の見通し

2020.12.04
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オンラインで会見するTOYOTIREの清水隆史社長(同社提供)

オンラインで会見するTOYOTIREの清水隆史社長(同社提供)

 タイヤ大手のTOYOTIRE(トーヨータイヤ、兵庫県伊丹市)は3日、2021年12月期の連結業績が、新型コロナウイルス禍前の19年12月期の水準に回復するとの見通しを示した。主力市場の米国で、スポーツタイプ多目的車(SUV)用の需要が大幅に伸びていることが要因という。

 清水隆史社長が、同日のオンライン会見で明らかにした。コロナ禍からの需要回復が早い米国では、7~9月期の大口径タイヤの販売が前年同期を上回った。21年1月に現地工場で増産し、需要増に対応する。米国に輸出するトラック・バス用タイヤの国内工場も増産に着手しており、販売が伸びる見通し。

 清水社長は、コロナ禍の影響が残る欧州やアジアは「慎重に見ている」と発言した。日本は19年12月期並みを予想し、「販売量が落ちても高収益の商品を重点的に売り、利益を確保したい」と述べた。

 同社の19年12月期の連結売上高は3775億円、純利益は245億円だった。(大島光貴)