経済
目指すは“世界一” 神戸に来秋チョコ博物館開設
神戸から豊かなチョコレート文化を発信するチョコレート博物館が来年10月、神戸市中央区にオープンする。通販大手「フェリシモ」(神戸市中央区)が手掛ける。
同社は、社員である人気バイヤー、木野内美里さんらを中心に、「幸福のチョコレート」と銘打った通販カタログを毎年編集・発行。世界各地の珍しい極上チョコを発掘し、国内で紹介・販売していることから博物館の設立を決めた。
館名は「フェリシモ チョコレート ミュージアム」で、同社の矢崎和彦社長が館長を務める。チョコやカカオに関する歴史や情報を、常設展や企画展を通じ伝えていく。このほど、館のロゴも発表した。バイヤーの木野内さんは「神戸の新しい名所になってほしい」と期待する。場所は同市中央区新港町に建設中の新本社ビル内となる。
同館は「世界で最も多くのチョコのパッケージをコレクションするミュージアム」を目指しており、同社は個人や企業に、手元にある世界各地の包み紙や缶、瓶、チョコに関する資料の寄贈を呼び掛けている。
同社チョコレートミュージアム係TEL0120・055820
(堀井正純)