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UCCホールディングス 業務用卸の子会社を清算 コロナ禍で業績好転見込めず

2021.01.21
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神戸新聞NEXT

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 UCCホールディングス(HD、神戸市中央区)は、経営の立て直しを図っていた業務用卸子会社ウエシマコーヒーフーズ(同市兵庫区)を清算する。新型コロナウイルス感染長期化で、業績の好転が見込めないためとしている。事業や製品は、同HD傘下の別の卸子会社UCCコーヒープロフェッショナルなどが引き継ぐ。

 4月をめどに清算手続きに入る。従業員はパート、アルバイトを含めて約250人。希望者をグループ各会社で再雇用する。

 フーズ社は1970年設立。もともと同HDと資本関係はなく、コーヒー豆や紅茶などをホテルやレストランへ販売してきた。石釜を使って焙煎する「石釜珈琲」が主力商品として知られる。

 大手コーヒーチェーン店やコンビニの低価格コーヒーとの競争激化で経常赤字に陥り、2018年に同HDが完全子会社化した。しかし、新型コロナ感染拡大による外出自粛で、業務用商品の売り上げが大幅に減少し、追い打ちとなった。(中村有沙)