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兵庫県内マンション発売微減 在宅勤務浸透、郊外は人気 20年

2021.01.27
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神戸新聞NEXT

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 不動産経済研究所(東京)が発表した2020年の兵庫県内のマンション発売戸数は、前年比0・2%減の3403戸だった。新型コロナウイルス感染拡大を受け、都心部とそれ以外で明暗が分かれた。

 神戸市内は16・8%減の1436戸。4、5月にモデルルームが臨時休業した影響のほか、対面営業が主流の投資物件が不調だった。一方、同市を除く県内は16・8%増の1967戸。在宅勤務やテレワークの浸透で郊外物件の人気が高まった。

 発売月内に売れた割合を示す契約率の平均は、好調の目安となる70%に対し、神戸市内が1・3ポイント減の71・9%。同市を除く県内は、芦屋や西宮を中心とした販売価格の高騰が響いて4ポイント減の65・1%だった。同研究所大阪事務所は「21年は、尼崎や明石で大型物件が控えており、発売戸数は堅調。価格高騰による販売動向を注視したい」としている。

 同時に発表した20年12月の県内の発売戸数は、前年同月比50・1%増の986戸。神戸市を除く県内が約2・5倍となった。(中務庸子)